インドで経験するいろいろなお正月

こんにちは。

先日はイスラム教のお正月に匹敵するイベント、
『イード』でした。
そこで、今回は、お正月について書いておきます。

イスラム教のお正月

7月29日は、イスラム教のお正月です。1か月にも及ぶ
断食後、初めて日中にご飯が食べられる記念すべき一日です。
イスラム教徒は、そのラマダンの前に、家をきれいに掃除をし、
たくさんの料理を作って、当日、ラマダンのお祝いをして
料理を食べまくります。

イスラム教はラマダン明けの『イードムバラク』から、
1週間お休みをとり、お正月をお祝いします。

ヒンドゥー教のお正月

10月から11月の新月の日は、ヒンドゥー教のお正月です。
ディワリーと言いその日は会社も学校もお休み。

一日中、仮装した人々や飾り付けた山車、神輿が出て、
お正月をお祝いします。ヒンドゥー教徒以外には
いい迷惑ですが、最も人数が多いため、インド中で盛り上がります。

さらに、夜は何日間も、夜遅くまで打ち上げ花火が
上がり眠れない日々が続くことになります。

キリスト教のお正月

キリスト教のお正月はご存じクリスマスです。

その日は遠方に住んでいる家族が一堂に集まり、
様々な料理を準備しプレゼントを贈りあってお祝いします。

日本のお正月

日本のお正月は、1月1日から3日まで。その日は日本人は
神道を信仰し、神社へ初もうでをするのが一般的ですね。

日本人の信仰心は薄いため、上記の各宗教のお正月も
意味を分からずに楽しんでしまうことでしょう。

こうした各宗教間でお正月が異なり、宗教のお休みが宗教間で
異なるため、多宗教国家のインドでは宗教上の休日は
ほぼ休日となります。

毎年◎月◎日、というのではなく、その年の月の満ち欠けに
関係して設定される祝日も多いため、インドでは前日に、
次の日が休みだと聞かされることがたびたび発生します。

インド人でもその日がなぜ休みなのか、
わからないことがあるようです。

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