自動車の運転においてクラクションの使い方から見るインド人

こんにちは。

今回は、インドの自動車の運転について書いておきます。

日本では、クラクションを鳴らす人は少なく、山道や
危険回避の時以外はほとんど鳴らしません。

しかしながらインド人は、クラクションを鳴らすことは
必須のことです。

他車を追い越すとき、横切るとき、たとえ人が歩いていても、
運転手はクラクションを鳴らして自分がいること、通ること
を知らせ、周りの交通を止め自分が先に通ろうとします。

自分がクラクションを鳴らしながら運転しなければ、交差点すら
横切れなくなります。

歩いている人も歩行者優先ではなく、常に車の距離を確認し、
いきなり車が左折、右折しないことを判断する必要があります。

判断できないときは止まって車の通過を待たなくてはなりません。

インド人の物事に対しての取り組み方はこれが基本なのでしょう。

どんな状況においても、インド人は自分を優先する。仕事だろうが
おしゃべりだろうが、自分の言いたいことをどんどん言ってきて、
相手をあおって動かせようとする。

またその逆の立場になると、インド人は言い訳で、ありとあらゆる事を
原因に挙げて、自分の正当性を主張しようとする。

自動車の運転においてその人の性格が出ると言われていますが、
特にインド人の性格がわかる瞬間でもあります。

インド人は日本人とは全く異なる性格の人種と言えるでしょう。

自分の言いたい事や主張したい事がある時は、どんどん主張しなければ
インド人が持っていきたい方へ持っていかれます。

ビジネスでは、たとえ違っていたとしても一度合意したら
ビジネスは成り立ってしまうため間違っていることに対しては
納得いくまで闘い続けなければなりません。

もちろん、インド人でも理解をする人もいますが、
改善するまでにすごく時間がかかります。

インド人のそうした習慣は、子供のころから形成されます。

人の物だろうが、自分が使いたい場合は、自由に使います。

いつの間にか、子供のおもちゃや、筆記用具がなくなってしまう
なんて日常茶飯事です。

しかしながら、そうして主張したからと言って後に引くわけではない。

インドでのビジネスでは、このインド人の押しを、自分で
実践する必要があるでしょう。

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