Windows7で起動しなくなったときの対処 データ確認と修復

こんにちは。

前回に引き続きwindows7のパソコンの対処状況を書いておきます。

パソコンが起動しないというのは何ともイヤな気持ちになってしまいます。
しかし、逆にパソコンについての理解を深めるチャンスです。

今回も、問題点からどのアクションが起動する為にどうしたら良いのか
考えながら、作業します。

ハードディスクドライブ中のデータの確認

ハードディスク内のデータについては、別のパソコンや
オペレーティングシステムで確認する事が出来ます。

内蔵ハードディスクをUSBアダプタに繋ぐ事が出来る変換機器を使うか、
DVDから起動できるLinuxのUBUNTUなどを使う手段が考えられます。

今回はUBUNTUのLive DVDを作成し確認します。

今回は、ダウンロードは、日本語環境のUBUNTUを、ダウンロードします。
ディスクはmac book proでディスクを制作しました。

macのDisk Utilityを使用して、ISOファイルが起動できるimage
形式でDVD-Rに保存し、UBUNTUのライブ起動ディスクを作成します。

このディスクでUBUNTUを起動し、デスクトップからWindowsが入っている
ハードディスクを確認することが出来ます。

しかし、問題が発生します。
USBドライブが反応しません。USBメモリも、USBの外付けHDDも
全く反応しません。

この原因は、不明です。


修復作業を行った後、再度UBUNTUのLive DVDで起動する事により
USBが働き(?)データを取り出すことが出来ました。

データを外付けのハードディスクに移行できたので
新しいラップトップ内臓ハードディスクを購入しリカバリして復旧する事になります。

初めからUSBが認識できれば以下の修復作業をする時間を削減できたはずですが
修復作業でUSBが認識するようになったのかはわかりません。

windowsのインストールディスクを用いた修復

ウィンドウズ7の起動は、前回書いたように全く起動せず、
いずれもブルースクリーンが発生して強制再起動してしまいます。

インストールディスクから修正作業が必要です。
しかし、状況は悪く、インストールディスクでも、セーフモードでしか起動できません。
さらに、起動時間が長過ぎます。

コマンドプロンプトを利用したデータの取り出し

インストールディスクを用いて更にセーフモードで起動できる場合
コマンドプロンプトから、データの取得を行う事が出来る。
修復モードでShift+F10を押す事で、コマンドプロンプトが表示される。

コマンドプロンプトでのコピーの為のコマンド。
xcopy c:¥ d:¥ /c/e/f/h/i/k/r/s/y
(cドライブ中のデータがすべて、dドライブにコピーされます。)

ファイルの読み取りが出来ない場合は、この方法は使えません。
(今回の症状はWindowsからアクセスできません)

スタートアップの修正を行う

このプログラムは短時間で終了しない場合は行っても意味はなく。
一晩置いて終了しないなら諦めたほうが良いでしょう。

この作業を強制終了すると不安定になる可能性がありますので
自己責任で強制終了する必要があります。

ブート設定の再構築

この作業はbcdeditで確認しパスが通っている場合はやる必要がありません。

コマンドプロンプトでbcdeditを確認するとwindows7の
起動設定がどのようになっているか確認できます。

この設定で、修復プログラムに進む際、オペレーティングシステムが
現れないものが改善する可能性はあります。

  • bcdedit (設定の確認)
  • diskpart (diskpartに入る)
  • list disk
  • select disk number (実際の番号)
  • list partition
  • select partition number (実際の番号)
  • active
  • exit
  • bootrec /fixmbr
  • bootrec /fix boot
  • bootrec /rebuildbcd
  • bcdedit (変更したかの確認)
  • 再起動

もしくは、

  • diskpart
  • list volume
  • select volume number (メーカー製だとリカバリディスクのある隠しファイル指定)
  • detail partition アクティブでない場合
  • active
  • detail partition アクティブである事を確認
  • exit
  • bcdedit 無事復旧している事を確認
  • 再起動

HDD内のスキャンと修正

chkdskのコマンドを用いてHDD内のクラスターのエラーの修正を行う。

  • sfc /scannow
  • chkdsk c: /f
  • chkdsk c: /r

上記のchkdsk c: /fと/rをエラーが無くなるまで行い、sfc /scannowを行い
問題が発生しないまで行う必要がある。
しかし、エラーが多数存在するディスクでは行っても意味はない。
多数のエラーが存在するディスクでは、長時間かかっても終わりません。
HDDも壊れれいる可能性があり、強制終了する事で、さらにデータが壊れる可能性があります。

今の状況の整理

今回の状況からいくと、ハードディスク内のデータを取り出し、
新しいハードディスクを用いて新しいOSをインストールし直して
使うのが最も効率が良いアクションです。

また、メーカー製のパソコンでも購入後に、すぐにリカバリディスクを
作成しておく必要がある事を実感できました。

ハードディスクの故障で、最低限の支出がハードディスクと通信費に出来ます。
また、今回の修復作業では修復できないことが分かったので、
次回は、ハードディスクの交換での復旧について詳しく書こうと思います。

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