一昔前のパソコンについて考える

こんにちは。

パソコンは、一般的に数年使ったら、最新のものと比較して、動作が遅くなり
5年もたつと買い替えになってくるかと思います。

そして、パソコンのハードディスクなど内部機器の寿命もその程度で、
迎えることが多く、OSは10年もするとメーカーの保証もなくなり
使えなくなってしまいます。

今回、WindowsXPの古いパソコンの使用方法について考えてみたいと思います。

リナックスを入れる場合

リナックスは、スペックが低くても動作が保証されるOSであるため、10年前の低スペックの
パソコンでも、動作に支障なく使用できます。

古いノートパソコンへインストールすることによって、インターネット、メールなど
基本的な動作は問題ありません。

また、商用としてのサーバー運用を行うためには、心もとないスペックですが、
個人でサーバーを試してみるなどの使用でしたら問題なく動作確認することができます。

問題点としては、メーカー専用で使用できるデバイスが、リナックスで使う場合に
自分で設定を行う必要があって、きちんと理解していないと、利用することができないことです。

windowsを使用する場合

windows XPはマイクロソフトがサポートを打ち切ったためセキュリティーなどの
重要なアップデートを受けられないために、使用する場合はすべて自己責任での使用になります。

さらに、Firefox, Safari, Chromeなどウェブブラウザも、windows XP sp1以下のものは。
サポートしていないことがらインターネットや、メールを使用するのにも不都合な場合が多いです。

しかし、Windows XP SP2以降のOSを持っている場合は、上記ブラウザの最新版(Firefoxは確認)
を使用することができ、AVGなどのAnti Virusソフトも使用できる。そのために
インターネットとメールがメインの目的の場合は、XP SP2以降のもので十分だと考えられます。

今回は、11年前のDELLのWindows XP Home EditionをXP Professionalにアップグレード
して使用する設定を行った。

リカバリをかけて、メーカー用のPCに必要なドライブをインストールした後で
アップグレードすることにより、新品同様の動作を手に入れることができ
必要のないソフトをインストールしなかったことで、体感速度はかなり早くできました。

古いパソコンは、新しいosを使うことには適していないが、パソコンの基本動作を行うには
十分な機能が備わっているので、ハードディスクの交換で新品同様の動作を取り戻すことも可能です。

パソコンの使用用途がインターネットとメールを基本としたものだったら、
中古のパソコンでも十分なのでしょう。

ハードディスクの大容量化

最新のパソコンはハードディスクも1Tバイトなど、10年前から比べると少なくても20倍程度は
大容量化を遂げています。(Dellのパソコンは30Gでした。)

面内の水平方向から垂直方向への磁気の方向を変更したことによって
大容量化を実現できています。

近い将来には、高密度化の限界によって、大容量化の限界に来ることも考えられるが
SSDがHDDよりも小容量のことを考えると、PCには容量はあまり必要がなく、
古いパソコンでも通常使用には問題ないのかもしれないです。

そして、普通の消費者にとっては使いきれない機能が付きすぎているかもしれませんね。

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