インドの運転免許を取得

こんにちは。

今回は、インドの運転免許証の取得について書いておきます。

インドも運転免許は、他の国と同様に日本人も取得することができます。
しかしながら、短期滞在では取得することは難しく、長期滞在のビザを持っていること、
それに伴い、外国人登録を行って、滞在許可証を取得している必要があります。

また、外国の運転免許証を持っている場合は、書類の提出だけで、インド国内の
運転免許証を発行してもらうことができます。

私たちの場合は、日本の免許証、アメリカの免許証を持っています。また、日本の
インターナショナルの免許証を持ってきたので、それらを利用して、インドの免許の取得を行いました。

その際に、内容の詳細がわかる英文の資料を準備して提出することになります。

免許取得の際に必要となった書類は、審査官の判断で必要に応じて変更になるようです。
書類の入手先は場所によって様々だと思われるので、下記内容は、私たちの地域限定になります。

Form 2 : 売店で2ルピーで入手
Form 4 : 売店で2ルピーで入手
Medical Certificate : 売店で2ルピーで入手
免許証のコピー
滞在許可証(長期の滞在期限が残されている必要あり。)
所属している機関に関する書類のコピー(私たちの場合は、Memorandam Associationのコピーをノータライズしてもらう。)
PAN CARDのコピー
Passport/VISAのコピー

Medical Certificateは警察署の免許部門の指定の病院でしか記載してもらえません。
病院内には英語をしゃべる人がいますが、現地語の表記のみです。
警備員、職員と会話をして、必要な場所を自分で探して検査を受けることになります。
検査に合格するとMedical Certificateに記載してもらえ書類が完成します。
料金はRs.200ほどを証明書に記入してもらった後、担当者に直接支払うことになります。
(レシートをもらえないので、正規の料金なのかはよくわかりません。)

書類の準備ができたところで担当官と話をします。
審査を進めることを認められると、書類を担当官が分類してくれます。
その分類した申請書に、料金の支払場所で、免許費用であるChallanの払いレシートを張ってもらいます。
支払う金額は合計で250Rsくらいです。
(申請料、仮免許、普通免許発行料、車種が多い場合はそれに伴い増えるようです。)

レシートを受け取ったあとで、担当官にLearners Permitの書類一式のみを提出すると、7日後に来るように言われます。

7日後、本免許用の書類を提出します。TOKENを入手して番号待ちをして、免許証用の写真取得
免許に記載されるサインを記入し。実際に免許に記載される名前、住所、などの表記の確認を
行って、免許の書類を提出します。
ここでしっかり確認しておかないと、間違った情報の免許証が出来上がるのできっちり確認します。
私の場合は、名前と、住所のスペルの間違いがあったので、この段階で修正をしてもらいました。

以上で、免許取得のためのジョブが終了です。
7日後に来るように言われるので、7日後以降に訪問します。担当官が免許ができているのかを
PAN CARDの情報からパソコンで確認してくれます。できていることが確認できると、
発行される場所へ案内されて免許証を渡してくれます。

インドの免許証

インドの免許証

こうして、実技試験、筆記試験は免除されインドの運転免許証が発行されます。

インドで車を借りるときは、その地域に不慣れなため
運転手つきで車を借りることが多いので(地方都市で8時間1600 Rs.+チップ代とか)
運転する機会は少ないですが、
免許証を持っていることで、インド国内でどこでも通用するIDが入手できることになります。
ホテル、鉄道などのID確認では、パスポートだと全員必要となりますが、免許証を出すことによって、一人分で大丈夫になったりと
手続きが容易になったりと便利なことが多くなります。

期間も20年か50歳になるまで、長期間有効です。
日本と同様に運転免許取得のための学校もあり、その営業担当が免許センター周辺で
勧誘される場合もあります。
料金はそれほどではないでしょうが、プロセスをわかっている場合は
無駄なので相手にしないことです。

現地に長期滞在する場合は、インドにおいても運転免許を取得してみては
いかがでしょうか。

ちなみに、就業者は税金申告のためのPAN CARDを取得する義務があるので
これを、インド国内で通用するIDとして使用することができます。

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