日本人に多い花粉症について

こんにちは。

今回は花粉症について書きます。

スギ花粉。これは日本人が最も患っている花粉症では
ないでしょうか。

その他、ハウスダスト、ヒノキ、セイダカアワダチ草、黄砂など、
日本人は様々なものが原因で花粉症に陥ってしまうようです。

日本人が花粉症になった原因は以下のことが言われています。

○生活様式が西洋化したこと
花粉症が日本人の間でポピュラーな症状になったのは第二次世界大戦後。
生活様式が西洋化して、食べ物も西洋化してきたことが原因とする説。

○スギ花粉の量が戦後増えたこと
戦後の材木不足時に植林した杉の木が、安価な輸入品の材木によって
使われなくなったことによりスギの花粉量を増大し、日本人の7割の人が
スギ花粉症に陥っている、もしくは、予備の患者も含めた数値である説。

○牛乳を飲むようになったこと
第二次世界大戦以前は牛乳を飲む習慣がなかったが、アメリカから提供された
脱脂粉乳により、学校給食で日常的にミルクを摂取する習慣ができ、その後
牛乳を毎日飲むようになったことが影響している可能性が言われている説。

○住居の殺菌除菌のため化学薬品を使用すること
住居に虫などの害虫が発生しないようにするため、ホルムアルデヒトなど
人体に有毒な化学薬品を多用することになったため、その薬品に対し
アレルギー反応を起こすとともに、花粉などに対してもアレルギー反応を
示すようになった説。

これらの要因は、同時にその他のアレルギー反応、たとえば、
アトピー症状についてもこれらが要因の可能性があると言われています。

さて、私はスギ花粉と、ハウスダストの花粉症です。しかしながら、
海外滞在中は全くこの症状がでません。しかし、スギ花粉の時期に日本に
帰国した際は、滞在1週間後くらいから花粉症の症状が発生したことが
あります。また、海外の建物で埃の多いところに居ても、特に鼻炎が
発生することはありません。

さらに、アメリカ、インドと、日本以外の先進国、途上国に住んだ経験からも
日本以外ではハウスダストによる鼻炎は発生していないので、
日本家屋の特有の理由によってアレルギー反応が出るようです。

また、近年では牛乳をめったに飲まなくなっています。

そうした点から、私の花粉症の発生原因がある許容量を超えたときに
発症するものであり、違う環境に移れば花粉症が発生しないことから、
日本には花粉がたくさん飛び回っていること、そして、
日本の住居に使われている何らかの特有の物質が問題の可能性が高いことが
言えそうです。

花粉症に関して→

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