オゾン層破壊により増加する紫外線

こんにちは。

近年、地上へ到達する紫外線の量が増大して
きていることが知られていますが、
今回はその紫外線について考えます。

太陽は核融合反応によって、波長の光を放出します。
長波長のものから、短波長のものまで様々です。

オゾン層は、その短波長の生物にとって有害な波長の光
(紫外線の一部)を吸収し、地上には届かないようにする
働きがあります。それによって生物は活動でき、
現在の状態で生活がしていけるのです。

フロンガスによって、極地において巨大なオゾン層の
薄いエリアが形成されることが1980年代にわかり、
オゾン層の保護のため、フロンガスの使用が禁止されました。

フロンガスは、電気製品や半導体の洗浄に用いられたり、
エアコン 冷蔵庫の冷却材に使用されていましたが、
代替品に変更されました。

それ以前の製品については、みな回収され
大気中への放出するフロンガスは減少しました。

しかしながら、フロンガスによるオゾン層破壊活動は
今が最も影響が大きい時期なのです。

なぜなら、1990年代以前に大気中に放出したフロンガスが
オゾン層に到達するのに時間がかかるからです。

到達するのに15年程度かかるといわれ、その後、反応が起こり
オゾン層が破壊さ続けます。
そしてその反応は今後数十年と続いていくのです。

オゾンホール拡大による地上への紫外線量の増加は
よく知られていて、オゾン層が回復するまでは
時間のかかる問題であるため、今後皮膚がんなど、
紫外線による皮膚の病気が増大することが予測されます。

紫外線の影響を抑える一つの方法が、日焼け止めクリームです。

これにより、紫外線がクリームの成分で吸収され
肌に到達することを防ぐことができるのです。

そのほかの候補として、紫外線遮断効果の高い衣類
もしくは、日傘などの道具の利用があげられます。

布地自体にある程度の紫外線遮断効果はありますが、
その性能を高めた布地も存在します。

たとえは、紫外線吸収もしくは紫外線散乱・反射効果を
持つ成分を布地に練り込ことによって、紫外線を通さないものに
した布などです。

こうした日焼け止めクリームや衣類などによる紫外線の防止効果は、
毎日心がけることで大きな効果をもたらすことでしょう。

これからは、女性だけでなく、男性や子供も、
一人一人が紫外線に注意を払って、防御していくべきだと
考えています。

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