地球温暖化について

こんにちは。

今回は、グローバルウォーミングについて考えていきます。

数十年前から地球温暖化について問題視され、その解決策として
二酸化炭素を排出しないシステムの開発、二酸化炭素、メタンなどの
温室効果ガスの削減、二酸化炭素を吸収する緑化推進などが
広く行われています。

しかしながら、地球は本当に温暖化されつつあるのだろうか。
今回は、この点について考えをまとめたいと思います。

地球の暖冷のサイクルについて
地球は太陽の周りを回っていて、回転軸に対して
地球の自転が傾いていることにより、太陽と地域の角度と地球上の位置に、
地形によって、昼の長さや様々な気候の違いを経験します。

その角度と太陽の周りを回る軌跡はほぼ同じであるが、
少しずつ変わってきている。それにより、数十万年周期
で、暖かい時期と寒い時期を繰り返すのです。
(たとえば、地球は約2万年で地軸の傾きが変化し、約4万年周期で元に戻る、
歳差運動している。その他の要因も入れシュミレーションでは寒冷期暖期が
繰り返すことが出ているようです。)

その自然の周期により、現在の温暖化のペースが大きいとのことで
問題になっています。

本当に温暖化へのペースは、以前に増して増えているのでしょうか。

一つの指標として、南極、北極の氷の厚さが用いられます。
すべての氷が解けることにより、海水面が何十メートルも上昇する
といわれており、このことにより地球上の平野部の多くの部分が
海底に沈むのですが、日本ではこのことは全く議論されていません。

しかしながら、アメリカでは海水面上昇を見越して、そのエリアに
家を建てることを禁止する法案が設立されていて、実際に海水面下に
なると予測される位置では建物を建設できません。

南太平洋の地域では、実際に島が海水面より下になってしまい、
他の国へ移住した地域もあります。

これらのことから、現在極地の氷が順調に溶け、特に、赤道直下において
海水面の上昇が大きく表れているようです。

近い将来、日本列島もこのように強制的に移住しなければいけない
地域ができないとも言いかねません。

さて私たちは、どのような対応策をしているのでしょうか。

まず、メタンガスの排出量について。

メタンは、天然ガスの主成分だったり、動物から排出される量が
多いものです。これは天然ガスを工業的に利用することで、環境への
ガスの流出は減りますが、動物から発生する量は変わりません。

二酸化炭素排出量について、世界中で自動車の利用や火力発電の利用が
拡大し、年々二酸化炭素の排出量は拡大しています。
そのために、自動車の分野では、高効率のガソリン車の開発、電気自動車や
燃料自動車の開発がすすめられ、実用化しています。
(ハイブリットカーのガソリン 電気のハイブリット技術は、
高効率のガソリン車としてくくります。)

どの自動車を用いたとしても、自動車を動かすための燃料は、
石油もしくは電気を必要とするため、二酸化炭素の排出は免れません。

しかしながら電気を起こす際に、事前エネルギーを用いたものを
使用することにより、電気自動車や燃料自動車の二酸化炭素の排出を
なくすことができる可能性もあります。
これは今後の技術開発によって達成していくのでしょう。

私たちの身近なところで、地球温暖化による影響は
起きているのでしょうか。

現在、南インドに住んでいますが、特に地球温暖化の影響を
受けているように感じられません。
この地域の気候はモンスーン気候で、一年を通しては雨季、乾季、夏季です。
雨が降るのは雨期のみで、熱い時期も夏季のみなのです。

さて、日本ではどうでしょうか。

近年の冬季の気候を考えてみると、寒く雪が多く降り、
特に温暖化しているとは感じられませんでした。
ただし夏の間、強力な台風が多く発生しているように感じられます。

温暖化することによって、影響が出る地域と影響が出ない地域が存在し、
影響が出る地域では雨が全く降らなくなったり、大型の台風など
自然災害が発生するといわれていますが、専門家の間では議論は様々です。

たとえば、サハラ砂漠ではモンスーンが移動することによって、
砂漠のエリアが数千年にわたって拡大してきています。
近年、大型のハリケーンや台風が発生し、大きな被害を
もたらしているようにも感じます。

また近年の火山により、地球全体が火山からでる火山灰や、硫黄酸化物など
がエアロゾルとなって地球を覆い、太陽の光を反射することで、平均気温が
下がったとの報告もあるのです。(ピナツボの噴火後の数年間。)

まとめると、何をもって地球温暖化が急速に進んでいるという指標を
今のところ見つけることはできません。

日本においては、海岸沿いに様々な建物が建設してあり、海面上昇に
備えていないことからも、日本は温暖化に懐疑的ではないかと考えてしまいます。

しかし、地球の資源、特に石油資源は有限のものです。

代替となるエネルギー源で、二酸化炭素を排出しないエネルギー源の開発は
進めなければならないことでしょう。

環境問題に関連する記事

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする