インドの病院診療の状況

こんにちは。

今回は、インドでの病院診療について書いておきます。

インドでは、日本同様、個人病院、総合病院どちらもあります。

しかし、どちらかというと、インドでは個人病院の数が
多いように感じられます。

近所のインド人に聞くと、風邪を引いた時にはここの病院がいい、
目はここの眼科、耳鼻科は、ここの病院の先生が良い先生と
個人病院を勧めてくれます。

ただし、そういった評判の良い個人病院の先生は、
大学などで講師を行ったり、総合病院と掛け持ちを
していたりしていて、診療時間は夕方からとか
午前中のこの時間帯とか限られた時間になることが多いです。

評判の良い病院にかかる場合には、前もって予約をしておく
必要があります。

私立の総合病院は、設備も整っていてスタッフもそろっていますが、
たいがい値段が高いです。そのため、一般のインド人は総合病院に行かずに、
個人病院に行くのではないでしょうか。

個人病院の診療代は、日本で保険診療で支払う個人負担の金額と
同じくらいか、それよりも安い代金です。

大きな病院に行く場合、特に公立の病院に行く場合に
注意しなければいけないのは、現地語しか書かれていない場合も
あることです。どこが受付なのかわからない場合もあります。

もちろん、英語が流暢な人がいるので確認すれば問題ありません。

また、インドでは受付で依頼した診療科とは違う診療科に
情報が送付されることがあるのでその点にも気を配ってください。

(受付で眼科と伝えたのに、同じ医師の名前が婦人科に
あった為に受付に勘違いされカルテが婦人科にいってしまった、等)

そうなったら、診察はまた次回に回せるくらいの、
心の余裕が必要になります。

それもあって、診療科が決まっている個人の診療病院へ
皆行くのかもしれませんね。
ちなみに、インド人の歯医者は良い、と他国で聞いた事がありましたが、
腕のよい歯医者は、施術レベル、道具、どれも日本の医師よりも
よいと感じました。

診療の技術は世界共通であり、インドでも通常の治療を受けられるので、
病院がない、医師がいないような、よっぽどの田舎へ行かない限り、
まともな治療が受けられます。

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