インド人のファッションの傾向

こんにちは。

今回はインド人のファッションの傾向をまとめます。

インドは、衣料品の大量生産の生産地です。そのため、
衣料品は一般的に安く購入できます。

インドの衣料品の値段は、ショッピングモールで売られる
インポート物は、何万ルピーと海外で売られるのと
同じような値段です。

インドの国内高級ブランドや、海外ブランドでインド生産をし
インド国内での販売されるものについては、
外国で売られるよりも安い値段で購入できます。

私の住む市内では、ショップ店員の給与が
月に4000ルピーくらいであり、店舗の月の家賃が
路面店では15000ルピー程度であるところです。

そうしたところでの衣料品の価格は、高くても
2000ルピー程です。

そうした相場の衣料品がある一方で、スーパーマーケットでは
数百ルピーでTシャツやズボンなどの衣料品が購入できます。

露店では、もっと安く買えることでしょう。

さらに、街中を歩くと、いろいろな店舗で服を売っていて、
多くの衣料品であふれています。インドが生産地であることで
アバクロ、ホリスター、アメリカンイーグル、などといった
海外ブランドのB級品が、安くインド国内で流れていることも
あります。

そうした環境で、最も多いボリュームゾーンを占める
インド人の衣料品に対する考え方は、
すぐに着つぶして どんどん次を買う、という考え方でしょう。

安い服は、布の品質や縫製が所々で問題があり、
洗濯を繰り返すと容易によれたりほつれたりします。
しかしながら、数百ルピーの値段のものであるため、
半年で着つぶして次を買えばよいと考えます。

一般的なインド人は、デザインに対して敏感ではないと言います。

服を選ぶ基準は、この色が好きだからこの色を買うんだ、と
主張します。しかしながら、海外ブランドのB級品を着ている人を
見かけることから、直感(デザイン?)で選んで購入している
と思うのです。

少し高級なインド国内ブランドは、日本人から見ても
まともな作り、縫製もまともで、デザインについては
流行を取り入れて少し工夫したら海外にそのまま持っていっても
大丈夫なぐらいです。

同じくらいの値段帯で、海外ブランドのものも売られています。

たとえば、Nike(ナイキ)、Puma(プーマ)、
Adidas(アディダス)などもそうした値段帯です。

インド人の衣料品に対する考え方は、

中流階級以上の人の感覚では、安くても自分の好んだ
色などの基準で、安くて短期間で買い替えられる衣料品を
購入します。(ファストファッションを好む
世界中の人たちと同じ感覚でしょう)

少し高級でも、デザインや質にこだわったものを選ぶ人たち、
さらに、布を買ってテイラーで仕立ててもらう人たち、
に分かれるようです。

デザイン質にこだわる人たちは、それなりの収入がある人たち
なのでしょう。実際に海外から輸入された高級品も売られていて
買う人がいるのですから。

この傾向については、日本人と同じ感覚といえます。
しかしながら、日本の10倍以上の人口がいるインドで
デザイン質にこだわる人の数は(インド人の富裕層)、
日本人のデザイン質にこだわる人数よりも多いと考えられます。

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